2010年8月30日月曜日

たまには

研究室の巡検(北海道地質ツアー)から帰ってきたので,たまにはちょっとした地質の話など.

今回の巡検のテーマは,「蝦夷層群を上から順番に巡って行こう!」というもので,そのテーマ通り,函淵層(相当層),鹿島層,佐久層,日陰ノ沢層,円山層……を見て回ってきた.

今回の巡検のなかで個人的にもっとも感慨深かったのは,僕が卒論で入った,穂別の上部蝦夷に 5 年振りに足を踏み入れたこと.卒論のときに書いたルートマップを眺めながら数年振りに入る沢で露頭を眺めていると,卒論当時のことが思い起こされるとともに,いま現在,その成果の論文化に色んな意味で苦しめられていることも相まって,なんだか胸が苦しくなった(←タバコの吸い過ぎ).


崕山遠景.崕山オリストストローム部層(高嶋ほか,2001)の模式地.最近は,写真を撮れるところまでも,なかなか入れないので,この写真を撮れたのが今回の巡検の最大の成果だったりw ……でも,崕山の写真が撮れると知っていたら,もっと良いカメラを持って行くのだった……orz

2010年8月18日水曜日

けいおん!! 20 話

今回の演出には本気で頭に来た.ナニコレ?ふざけてんの???

なんだかんだでライヴが始まるまでグダグダした話があって,「ライヴは後ろ半分くらいになるのかな……」とかくらいの予想はしてた.でも,予想外に OP 終了してすぐにライヴが始まったことで期待が膨らんだだけに,一曲終わってから CM を挟んでまで,延々と MC のみ…….最後にもう一曲やってたけど,1 期最終回のときのような「もう一回!」的な盛り上がりもなく終了.

あのさー.

キャラクターの成長を描くのがどうだとか,アホなことをいうつもりはないんだけどさ,この作品って「ゆるーくバンドをやっている女子高生のアニメ」なわけでしょ?そこからバンド成分を薄めたらなんの意味もないじゃない…….いくら普段が「練習サボってお茶ばっかり」な部活動でもさ,青春のすべてを過ごしている仲間と自作曲やってて,それらを発表する最後の大舞台って場所でグダグダになるわけないじゃん?あまりにも不自然.つーか,(こういうこというのもキモイけど)キャラクターたちが可哀想すぎる.

「一曲目まで」と,「二曲目〜ライヴ終了後の燃え尽き感→終わりの感傷」の演出はそれこそ王道だからこそ良かったと思う.でも,途中のあのグダグダな MC だけの演出のせいで,あの最後の感傷シーンが薄っぺらいこと薄っぺらいこと…….あそこでグダグダ MC なんて流さずに,これまでの曲を流しながら回想くらいの安っぽい演出してくれたほうがよっぽど良かったよ…….ベタって悪いことばっかりじゃないんだぜ…….

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因みに,多くの人は「ごはんはおかず」を叩くかも知れないけれど,僕は個人的にあの曲はアレでアリだと思ってる.ライヴの入り曲って,(特に元気がウリな HTT 的なバンドでは)馬鹿っぽくてノリが良い,みんなで歌えるような曲から入るってのはセオリーみたいなものだしね.

2010年8月17日火曜日

明日からフィールド

……なのに,この憂鬱はなんだ???>船に 15 時間も揺すられないといけないため.

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さて,フィールドと言いつつ,自分の調査ではなく,三年生の教習を目的とした巡検+サンプリングキャラバンなので,基本的には指導する側でついて行くことになります.巡検のスケジュールはキツキツに詰まっていて,もの凄い駆け足で蝦夷層群を下から上まで眺める感じ.

こういう形で研究室ごと巻き込んだ大巡検企画は今年で三年目だけれど,今回は,本拠地を仙台に移してしまっているので,現地に行くまでがいろいろと大変.

そんな準備をしつつ,指導教官殿がひと言.

「フィールド行くのにこんなに手間がかかるんやったら,北大におればよかった!!」

……え? えっ?

2010年8月11日水曜日

けいおん!! 19 話

文化祭初日(二日間設定?)のクラス劇の話.

うん.まぁ,どうでもいい話でした.木 G ネタはギャグとして普通に面白かったが.

来週がメインだから期待しておきます(ここ数回の練習シーンで「ふわふわ」「カレー」をやっていることが多いけど,この 2 曲 + 新曲 2 曲 + 「ぴゅあぴゅあ」というセットかな.30 分の持ち時間でセッティング他を考慮するとそれでも曲数多いしね).

2010年8月10日火曜日

けいおん!! 17, 18 話

すっかり「けいおん!!」視聴記録の更新を忘れていた.

17 話「部室がない」

部室が使えなくなる話.部室が使えないのに普段より練習描写が多いw

コミック派なので,この辺はまだ原作をチェックしていないのだけれど,多分,原作にあるストーリーなんだろう.部室がなくて放浪する話,みんなで変な作詞をする話,憂の風邪から唯がまともな作詞をする話,と内容が多いもののすっきりまとまっていたと思う.

18 話「主役!!」

心底どうでもいい話.原作のウェイトレスバイト話を回収.てっきり,この話はもうやらないんだと思っていた.

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そういえば,原作が最終回だとかなんとか.まぁ,確かに卒業で話を終えておくのが綺麗でいいと思います.

2010年8月9日月曜日

仙台観光

ここ数日,札幌から相方が遊びに来ていたので,仙台観光していた.

札幌(および北海道全般)は,学部生のとき,暇なときを使って動き回ったり,フィールド行くついでに車で走り回ったりしたけれど,仙台に来てからは,そんな時間もなくほとんど観光なんてしていなかったので,コレは好機と色々巡ってみた.

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※行ったところなど
仙台城など市内観光→松島観光→市内観光&仙台七夕祭→市立天文台(「仮面ライダー 恐怖の地球温暖化計画」の鑑賞)&仙台七夕祭

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七夕祭は,飾りを眺めながら商店街の店を冷やかすのがメインで地味,なんて言われているらしいけれど,個人的には「アレも見なきゃ.コレも見なきゃ」なイベント盛りだくさんな祭よりもまったりしていてよかったと思う.かっちりとした祭事を見学するのとかも好きではあるんだけれど,楽しみたいように勝手に楽しんでくれれば良いっていう奔放な感じもなかなか良いものです.写真は twilog などからいくつか.

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松島は,去年の冬に oanus と家を探しにはじめて仙台に来たとき,夜になってから観光がてら遊びに行ったのだけれど,そのときの訪問では,昼間に行くべきところであることを確認しただけで,ちっとも(彼の地のメインの観光資源である)景色を堪能できなかった.そのため,二回目とはいえ,ほぼはじめての訪問.

基本的には,火山性砕屑物の地層が波による浸食を受けて多くの小島をなしている景観がメイン.面白い地形だなー,と思いはしたもののそれ以上ではない.

松島で面白かったのは,景色よりもむしろ瑞巌寺の五大堂と寺の管理している参道脇の石窟群(観覧時間を過ぎていて,伽藍は見れなかった……orz).

五大堂は江戸期の建物らしいが,建築様式はもう少し古めで桃山様式.若干,華美な感じがお洒落な建築物でした.鬼瓦と十二支の彫刻の様子もよかった.

参道脇の石窟は,瑞巌寺成立以前のもので,多分に土着化した仏教のにおいを感じる遺跡でした(石窟の造営は鎌倉期に遡るとされる.霊場としての松島の成立と,瑞巌寺の前進の寺院の成立はどちらが早いのかはちょっとわかりません).

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仙台市天文台は,2007 年ころに現在の愛子付近に移転してきたらしく,かなり新しい建物でした.展示はかなり凝っていて,体験型の天文展示が多く,子供だけではなく,大人が行っても十分に楽しめるような場所でした.また,一日数回,天文台の 1300 mm 口径の反射望遠鏡の解説・解放をやっていて,とても面白い.

今回の訪問はプラネタリウムで上映されていた「仮面ライダー 恐怖の地球温暖化計画」を見ることがメインだったのだけれど,それ以外の展示が十二分に面白かった.

んで,本題の「仮面ライダー 恐怖の地球温暖化計画」だ(※ネタバレ注意).

結論から言うと,凄く面白かったのだけれど,ショッカーは全く「地球温暖化」に加担していなかった件を仮面ライダーに問いただしたい(ショッカーが企んでいたのはむしろ森林破壊計画).

話の大まかな流れは,「1 号がショッカーの秘密基地(@日本)破壊→ 2 号がマヤの遺跡でショッカーの痕跡を調査→マヤ文明は金星を観測するほど高度な天文観測技術を持っていた→金星は温暖化がメチャクチャ進行した星だ!」「一方,1, 2 号からの連絡でモアイの島について調べさせられる左とフィリップ→イースター島の先史文明は森林破壊で滅んだ→ショッカーは地球温暖化に便乗して森林破壊を企てているんだ!→な,なんだってー>ΩΩΩ」……という感じ.

んで,1, 2 号&平成ライダー全員集合で怪人を倒して終了(V3 〜 RX まではなかったことに!).その後,仮面ライダーたちによる「地球温暖化は人類の引き起こした問題だ!ショッカーの森林破壊の陰謀は防いだが,君たちが努力しないと……(云々)」の説教とともにエンディング.

因みに,V3 〜 RX が戦闘に駆けつけなかった理由として,彼らは「寒冷種」だったために温暖化の進行でニッチを奪われたのではないか,というのが我が研究室の見解(逆に平成ライダーは温暖化後に流入してきた「温暖種」.ただし,V3 に関してはこの恨みで 1,2 号に協力したくなかったという説もある).

なんてこった……

発売日に "UTAUYO! Miracle" を買ってしまった…….

だって,だって,サビのリフが格好良かったんだもの…….