2014年10月26日日曜日

弘前

某学会に遊びに行くので弘前に行ってきます.

今回は,あんまり事前情報を得ていないので,現地でちょこちょこと情報を仕入れながら遊ぼうかと思います.

2014年10月25日土曜日

流動的

情報のシャワーの価値は認めなくもないのですが,自分の情報処理能力と,自分自身の流動性と,特有の余分なものの多さと,存在する必然性の喪失と,感情の絡んだ個の連続性とか波の妥結点として見るのをやめてみたら快適だったという話です.

たぶん,そのうち,アカウントも消すか,または,復活させるかもしれない.

2014年10月5日日曜日

天才の仕事

「ニッケルオデオン(青)」 道満晴明

道満先生のショートマンガ集,ニッケルオデオンのシリーズ最終巻.作品の素晴らしさは言うまでもないのだが,なによりも,またしばらく道満先生のショートマンガがコンスタントに読めなくなってしまうという喪失感が強い.道満先生は,日本の全ての作家と呼ばれる存在の中での最高峰だと思う.

既刊である(赤)(青)では,一般紙であるためか,やや性的な表現やグロテスクな表現,死の臭いを感じさせる表現などが,やや抑え気味という印象を受けたが,連載終了に向けて加速したためなのか,その辺りの自主規制をやや解放気味にしたような話が見受けられ,「性本能と水爆戦」シリーズのテイストに似た雰囲気をもつ話が多い印象を受ける.僕自身は,道満先生の作品が掲載されているからという理由だけで(何しろ,ワニマガジンは単行本化がてきとーなので)快楽天を定期購読していた程度の道満先生のファンなので,規制されるようなヤバい臭いの中に現れる瞬間的な悲哀とか美とか,そういうキラキラドロドロとした欠片を無機質な棒人間のような絵柄の人間たちを使ってクッキリと切り取ってしまうような作品群が堪らなく愛おしく感じてしまうのだ.

(青)の中では,チーコとウロフィリアとナルナとうたかたの日々が際立って良かった.積めない方程式は,「醜悪な巨大ロボットと花」的なものの翻案で,やや狙い過ぎの感があったけれど,単行本だけにつく二段オチの二段目がちょっと好きだった.特にチーコはいかにも道満先生的で,頭のネジが吹っ飛んだ女の子とそれを愛してしまった男の子のディープラヴで素敵でした.道満先生の描く頭のネジの外れちゃった女の子は,どうしてこうも魅力的で心をザワザワさせるんだろうか…….ナルナの欠損娘ちゃんも,やっぱり,どこかネジが吹っ飛んでいてよかった.

日本というごちゃ混ぜのるつぼみたいな文化の中の更に混沌のサブカルチャーの中だからこそ生まれてきた道満晴明先生の作品群は,だからこそ無二で,キラキラと輝いていて,この小さな火が消えることなく,またどこかでショートマンガを書ける場を得て欲しいと思います.

2014年10月2日木曜日

鹿児島

学会(という名の観光という名の「咲」の聖地巡礼)で鹿児島行ってきたときの写真.

詳細は→ 1, 2, 3, 4

火山灰を集めるための袋.「克灰袋」.噂には聞いていたものの実物を見ると感慨が.

天文館の「むじゃき」の店頭

鹿児島と言えば白熊.うまかった.

日常的に火山灰が降っている

きびなご

桜島!鹿児島港からフェリー(バス感覚)で渡ります.

桜島にある恐竜公園(謎)

桜島(南側から)

黒糖.喜界島の黒糖がなかったので購入はしない

桜島(大隅側から).黒いのは噴煙

大正噴火で埋もれたという鳥居……のパチもん

そんなパチもんを展示しているどこからどう見ても怪しい店

大正の噴火で 2 m 以上積もったという火山灰に埋もれた鳥居(本物)

霧島神宮(「咲」の聖地巡礼).姫様どこー?

姫様とはるると巴ちゃんを捜しつつ

姫様が降ろす九面の方々

九面の方々全員集合

……というわけで,来年の某地質学会は信州大会なので,学会兼「咲」の聖地巡礼ツアーがとうとう本丸・長野に突入です!