2015年9月25日金曜日

すたっぷ

最終的な報告がなされたようなので備忘として記録しておく.しかし,こういう報告が論文誌に(しかも,Nature に)載るという事実が,この事件の傷跡の深さを象徴しているようだ.

この段階にきて,改めて思うのは,結果論から遡る以外に,あの事件をどうやったら未遂に終わらせることができたのか,という点が,今後,重要になってくるのだろう,ということ.今回は,蓋を開けてみたら,あまりにも杜撰な状態が明らかになったから解決の上でよかったようなものの,もし,これが巧妙に仕組まれていたとすると,科学哲学的な意味での性善説のようなものは崩壊していくしかないのかもしれない.

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こうならべると,自分,結構,この関連の記事書いてたんだな…….まぁ,サイエンスの隅っこにいる人間として,この件に関心をもたないとか無理だしな.