2013年11月5日火曜日

サロマ湖の変化,続報

以前,この日記で「『サロマ湖の変化』という小学校の教科書に載っていた説明文が読みたい」という内容の記事を書いたのを覚えている方が居るかどうかは分かりませんが,いくらか反響があったので,続報を.

前回,日記でこの件を触れた後,様々な情報を頂いて,大きい図書館で昔の教科書を探して自分でコピーしてくるしかない,という結論に落ち着いていたのでした.そして,(忙しかったので)特に図書館に行くこともせず,この件は,そのまま放置していたのでした.結局,サロマ湖周辺の地質調査の仕事も一段落ついてしまったので,今日まで,この件に関して思い出すこともなかったわけです.反省してまーす.

で,今日,上記のサロマ湖周辺の地質調査に関する仕事の関係というか,報告書以上論文未満というか,論文にできたらいいなぁ,程度のまとめを考えていて,資料をまとめている過程で,「サロマ湖の変化」の元ネタになったと思われる文献を,偶然にも発見したので,ご報告いたします.

尾崎晃,1972,サロマ湖の湖口水路形成に関する考察,北海道大學工學部研究報告,155-171.
http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/41144/4/68(1)_155-172.pdf

……なんと,意外にも「サロマ湖の変化」の著者である湊先生の研究成果というわけではなかったのですね…….サロマ湖の第四紀の地史部分に引用されている研究も,湊先生のものではないようですし(とはいえ,当時の理学部地鉱の人の研究なので,湊先生がその件に関して知らなかったということもないのでしょうけれど),あの随想は,レビューだったのですね.

……とりあえず,これでこの件をしっかり思い出したので,今週末あたりに図書館に行ってこようかなと思っております…….