【主張】卑弥呼の墓 歴史と科学のよき関係を
「卑弥呼(ひみこ)の墓」との説もある奈良県桜井市の箸墓(はしはか)古墳が、「放射性炭素年代測定法」という自然科学的手法によって、西暦250年前後に築かれた可能性が高いとのデータが国立歴史民俗博物館を中心としたグループによってまとめられた。「魏志倭人伝(ぎしわじんでん)」の伝える女王・卑弥呼の没年に近く、江戸時代以来の邪馬台国論争に決着がつく成果だという。
放射性炭素年代測定法は、炭素を含む生物が死滅すると同時に、同位体元素の「C14」がベータ線を出して崩壊を始める原理を利用して、その量から年代を割り出す方法である。
研究グループは6年前、「弥生時代の始まりが500年近く古くなる」という調査結果を発表して学界に衝撃を与えた。箸墓は「最古の大型前方後円墳」とされており、今度は古墳の始まりに科学的なデータを与えたことになる。
地中の遺物や遺構を発掘調査する考古学だが、年代の決定には困難がつきまとう。土器や金属器の形式によって前後関係を決め、基準となる遺物との比較で、おおまかな年代を推定するしかない。
しかし最近では、放射性炭素法のほか、年輪によって材木が切り出された年を判定する「年輪年代法」などの科学的手法により、かなりの精度で絶対年代に迫れるようになった。今回の発表も、そうした成果の一つである。
邪馬台国の所在地論争に決着がつくなら、専門家ならずとも大きな話題だが、ここは「少し冷静に」と呼びかけたい。科学的なデータは百パーセント正しいとは限らないからだ。サンプルの取り方や、測定方法によって誤差が生じることもある。さらなる蓄積を待ち、専門家がじっくりと議論して結論を出しても遅くはない。
というのも、考古学の世界では9年前、前期・中期旧石器の遺跡と遺物が捏造(ねつぞう)された苦い経験がある。教科書は書き直され、国の史跡は解除された。人為的な事件だったが、互いに検証することを怠り、捏造を見抜けなかった関係者の責任は小さくない。
考古学に自然科学の「目」を持ち込むことは有意義だ。だが、先端科学と考古学はもともとなじみにくい部分を持った学問である。科学的データに対し、考古学者は口をさしはさみにくい雰囲気もある。互いに議論を尽くし、2つの学問の「よき関係」を作り上げる努力をすべきである。
(産經新聞:5 月 31 日付け,「主張」より引用.記事)
2009年5月31日日曜日
気が狂っているとしか思えない
iPhone で産經新聞の電子版を見ていたら正気の人間が書いているとは思えない文章を発見した.
今,そんなに暇がないので,取り敢えず,あとで blog に書くとして,流れる前に記事だけ引用しておく.
少なくとも,高等教育を修めた人間の文章ではないな…….
2009年5月30日土曜日
もののけ草紙ほか
「もののけ草紙」1巻 高橋葉介
「夢幻紳士 逢魔篇」で登場した女芸人である "手の目" を主人公にしたスピンオフの短編連作.ここ数作の絵物語に近いなにかと違って,ちゃんと漫画として成立しています(コマ割りとか,演出とか).
漫画としては普通に高クォリティーは維持しているが,ギャグテイストなので高橋先生特有の妖艶な感じが少なめなのは残念.
「宇宙家族ノベヤマ」1巻 岡崎二郎
先日,2巻だけ買っていたの(ぉぃ)の1巻.どこにも置いていなかったのと,連載時に読んでいた範囲だったので2巻だけ購入していたけど,当然,岡崎コレクターとして Amazon で購入.
内容は,連載時とほぼ同じなので(ちょっとだけ整合性を持たせるために加筆されている気がするけど),省略.
しかし,岡崎先生の描く女性キャラは連載開始時のほうが魅力的だよね.連載が進むと記号化されてしまって魅力が薄れてしまう…….この作品で言えば1巻を読んで,「美里ってこんなに可愛いキャラだったっけ?」と,思わず2巻と見比べてしまったw
2009年5月29日金曜日
バンナムにやって欲しい企画
The IdolM@ster 2nd vision いわゆる「アイマスDS」に関して,某 A 先輩と喋っていて達した結論.
バンナムは,The IdolM@ster 1st stage (?) の前段階として神長瑠衣(Eternal Prism 01)と日高舞(日高愛の母)の二人をメインで扱う 80' 年代を舞台にした The IdolM@ster zero を作るべき!
個人的には上記二人の対決を軸に,高木順一郎が 765 プロを立ち上げるまでのストーリーとかがあるといいと思います.
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その場合,是非,作詞は松本隆先生にやって頂きたい.
バンドのケミストリー
「もういい加減にしろよ」と言う声が聞こえてきそうでも,敢えて「けいおん!」全話に対する感想を書くという路線で突っ走らせて頂こうと思います.
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今回の話は,これまでのアニメ全話の中で一番良くできてたと思う(もちろん,今回の話は前回の話ありきなので,前回も今話の前ふりとして良かったと思う).特に,演奏の聞こえてこないマンガでは表現できない部分を上手くアニメにしていて,良い演出でした(まぁ,脚本家は,取り敢えずバンド活動のことをよく解っていないのだろう,とは感じたが,演出が良かったので見れた).
僕自身は,あずにゃんな立場の経験も(元々あったバンドにメンバーチェンジで入るパターン),あずにゃんを受け入れる先輩的立場の経験もあるけど(だれかをクビにしたあとに他の人をメンバーに入れるパターン),あそこまで極端ではないにしろ(そりゃあ,ダベって時間を食うこともあるとはいえ練習しないとか論外なわけでw),そこで生じる軋轢は付き物で,なんだかんだと色々思い悩むものです.素人バンドとはいえ,表現を行う場である限りは,互いの音楽に対する主義主張が真っ向からぶつかり合う場がバンドであり,練習なわけで…….
なんか,そんな新入メンバーが,憧れて,衝突して,妥協しようとするけどダメで,離れてみて,打ち解けて,ひとつのバンドとしてまとまる,という課程が描かれていて良かったと思う.まぁ,脚本がダメすぎて,それが上手く表現できていたとは言い難いけど(特に,最後にあずにゃんを含む全員での演奏を描かなかったのは致命的).
やっとバンドものっぽくなってきたなぁ(確かに原作もバンドっぽさが増えるのはあずにゃん加入以降だし).
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