久し振りに図学の問題(岩相境界だけが書かれていて走向傾斜を求めるとか,数地点の走向傾斜から褶曲した地質体を図に起こすとか,バスク法とか)を相手にすると,結構,いい頭の体操になった.
しかし,高度の違う3地点の岩相境界ポイントから走向傾斜,層厚を算定する方法を思い出すのに手こずった(結局,理詰めで一から計算している途中になんとなく過去にその計算をやった記憶が蘇ってきただけで,正確にいうと思い出したわけではない).
現実の地質体を相手にしているときに,そんな問題が浮上することなんてまずないんだけれど(なぜなら調査するときに情報を採り漏らすわけではないから),時々,こういう問題を解いて頭を柔らかくするのもいいかも.