2010年4月22日木曜日

けいおん!! 3 話

アニメオリジナルの律主役回.

なんだか,基本的にこのアニメはアニメオリジナル回のできが非常にいい.今回も,バンドにありがちな,ドラマーの目立ちたいという主張やら,楽器交換遊びやら,ベーシスト(大抵,ネクラベースオタク.もちろん,僕自身もそうなので……)の一人長語り……etc. と,とても充実した内容でした.

あと,地味にリズム体がお互いにお互いを不可侵に思っているあたりも,作りが丁寧だなー,と思った.

その一方で,ロック好きとアニメオタクをかねる層に媚びているのか,最近「過剰に往年の名ロッカーの名前を出しておけばいいんじゃね?」というノリがあるのがちょっとウザい.

特に今話の和の「まるで渡り鳥ね」に対する,澪の「よくいえば,コージーパウエルかな?」というやり取りが不自然すぎて,気持ち悪くて,「ゔわー」ってなった…….

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……ところで,このアニメの製作陣は The Who 好きが多いのかしら?

律が Keith Moon 好きだったり(※注),唯がウインドミル奏法(風車奏法)をやったり…….

※アニメオリジナルな設定だけど,これほどひどい設定もなかなかない.ハチャメチャかつワイルドなプレイや,ライヴでのアクションばっかりクローズアップされるけど,キースのドラムは滅茶苦茶繊細かつ美麗だぞ?少なくとも「元気」「明るい」というイメージではない.むしろ,陰鬱.内に籠った激情をそのまま太鼓に乗せているような…….大体,キースはツーバスじゃないか!!(……と書いていたところで,前話で一人頭 \100000- あったら……という妄想の中で [原作通りではあるんだけど] ツインペダルを欲しがっていたことと整合性がとれる気がする……).

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ちなみに,俺的予想では,澪の好きなベーシストは間違いなくジョンジー.ムギはロックに詳しくないので特にいないのだろうけど,設定するとしたら,やっぱりドン・エイリーあたりに落ち着くんじゃないだろうか(特に理由はないけど,個人的に Keith Emerson だったら嬉しい)?

んで,あずにゃんは,親がジャズをやっている影響を受けているのかも知れないけど,そうではないと仮定すると the Edge とか,Rudolf Schenker とか,Keith Richards とか,もしかしたら渋いところで George Harrison とか好きそう(一応,リズムギタリストだけから選んどります.特に,「ふわふわ時間」のカッティングだけをイメージするなら the Edge がいいとこついている気がするんだけど,どう?).