2010年1月17日日曜日

15 年

平成 7 年兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)から,本日で 15 年になるそうです.

ちょうど,僕が小学校 5 年生のころのことで,関西で起こった地震なのに家(千葉県北西部)が揺れたことや,ニュースが更新されるごとに被害が増えていくという恐ろしい報道などを鮮明に覚えています.

多分,僕くらいの世代(ポスト団塊ジュニアとゆとり世代の間の名前もつけられない世代.最近は,プレッシャー世代とか呼ぶのが流行っているらしい)の人間にとっては,バブル崩壊,オウム事件,酒鬼薔薇事件,いわゆる 14 歳の心の闇などとならんで,少年期〜青年期の暗い記憶の代表として,一生忘れられない傷になっていることと思います.僕は,幸いにして生まれてから東北日本弧にしか住んだことがないけれど,(特に大学入学後の)同世代には,直接,この地震を経験した人も多いです.

そんな地震の記憶と,その後の地震学に関して,木村学先生がこんなエントリを blog に投稿されていたので,紹介します.


地震予知(予測)とか,そう言うものって,社会的な要請が大きい分,オカルティストはもちろんのこと,一般人の口上にもよくのぼる話題ではあるのだけれど,そんなに簡単なものではないのですよ,と.

しかも,それの研究にとって,多分,世界で一番先進的かつ,重要な研究と考えられている「南海トラフ域の掘削計画」はどこかの政党のおかげで予算削減を被っているとか,いないとか…….