2014年11月1日土曜日

備忘録

取り敢えず,初参加した学会の印象とか備忘.内容に関係なく,単純な感想とか.


  • 学会参加者がみんなスーツという状態が壮観.企業参加者が多いシンポジウムとかに参加する機会は,就職して以来,複数回あったけれども,ブルーカラー系の服装の人も多かったり,私服参加の人もそれなりにいたりしたので,完全にスーツだらけというのはやっぱり驚いた.
  • 発表後の拍手は,どこの学会でも定着しつつあるのか,この学会では昔からなのか分からないけれど,発表後の拍手はあった.個人的には,拍手文化は定着していいと思う.そんなのしないという殺伐とした学会も好きだけどw
  • 地質学と地熱(関連の学問)って近いようで遠いと感じた.同じものを見ていても,根本的に捉え方,考え方が違って面白かった.たぶん,この間を繋げるのが,今後の僕の課題.
  • 凄い印象に残った面白い発表が(いくつか)あったのだけれど,それが二年前まで同じ山の上に住んでいた人たちの研究で,こんな研究が行われていたことを同じ山の上に住んでいたのに全然知らなかったのが恥ずかしかった.もっと,工学系と理学系は連携していかなきゃダメだと痛烈に感じた.こんなに近い分野なのに,完全に独立に研究が成立してしまっていて,お互いの知見を参照しあえないなんて,真に不幸だ.それが分かったことが,今回,この学会に参加できたことの最大の収穫.
  • 勝手な印象として,お金儲けに直結するからこそ,企業の人はプレゼンが上手いんだろうな,と漠然と思っていたけれど,そんなことはなかった.プレゼンの上手さは,一流の研究者>官公庁の役人>普通の研究者〜優秀かつ熟れた学生>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>企業の人,普通の学生>>練習不足の学生……というイメージ.とにかく企業の人は例外なくみんなプレゼンが下手すぎて,カルチャーショックを受けた.いやまあ,プレゼンが下手クソな僕みたいなクソ野郎に言われたくはないだろうけれど…….
  • これまでも何度か聞く機会はあったけれど,やっぱり,役人のプレゼンは,出せるものは全部出す,出せないものは一切出さないし,匂わせもしない,というのが徹底していて面白い.
  • 意外と聞いていないつもりだった学生時代の興味がなかった講義の内容って頭の片隅には残っていて,そんな乏しい知識からでも話が構築できるもんだな,と思った.
  • 懇親会の料理が豪華で,量も多くて,いま潤っている分野は違うな,と感じたw

そんな感じ.