私は,基本的に偏食な人間です.
文字通りに食事に関しても,自他ともに認める酷い偏食家なのですが(※注),それだけではなく,特に「好み」の反映されるコンテンツに関してもそうなのだな,と最近気付きました.別に,好き嫌いが激しいとか,そういうことはなくて,新規性の高いモノにはわりと許容量が大きいし,どんなものであっても一度は楽しめるタイプなのですが(現に,アニメは絨毯爆撃で見ますし,小説も基本的になんでも読みますし,食に関して好き嫌いをいうことは [ほぼ] ありません),そういうフロンティアスピリッツと偏好というのは,どうやら,相容れるもののようです.
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※注:さすがに,病的なものではないですが,数年に渡って,ほぼ,学食のカレーしか食わない,外食に出ても,特定の店の特定のメニューしか食べない,そのうえ,その特定のメニューの味付けが変わると二度とその店に行かない,などなど,偏食エピソードは枚挙にいとまがありません.
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以前から,(かつてマニアと言える程見ていた)映画にしろ,音楽にしろ,小説にしろ,マンガにしろ,基本的にお気に入りのものを無限に見続けることに快感を覚えることには気付いていたのですが,最近みはじめたアニメですら,そういう傾向が出てくるに至って,自分の偏好さ加減に気付いたわけです.
つまり,何が言いたいか,というと,「ARIA」だけで,向こう 10 年くらいは戦える,ということです.