2011年1月18日火曜日

白亜紀のアノキシア

※この日記は Twitter 上の古生物屋クラスタがお遊びではじめた「創聖のアクエリオン」の替え歌を作ろう企画(?)の中で僕が作った替え歌です.経緯等はとぅげったなどを参照下さい.

--

白亜紀のアノキシア

調査の始まりの日 高い杉の下で
トンビたちの声の遠い残響 1人で聞いた

調べたものすべて 集めた試料(もの)すべて
この手に抱きしめて 次は何処を調べに行くの

答えの潜む泥岩の地層
調べなければ 絶滅層準わからない
南北走向を持つ累層
断層のない この地域を
この事変知るため調査に来た

一万年と二千年間隔 試料採集(サンプリング)
800 個を過ぎた頃から 人手が欲しくなった
一億と二千年前に積もってた
酸素減った海底は黒いヘドロの堆積が絶えない

事変が起こる前の 無酸素起こる前の
黒い泥岩溶かして 有孔虫拾い出したいよ

増えすぎた藻類の遺骸
沈んでいき食い尽くす海底の酸素
たちあがれ 硫酸還元菌
分解しない 有機物
軽い炭素抱え埋もれていった

一万年と二千年前から温暖化
八千年過ぎた頃から徐々に酸素がなくなった
一億と二千年あとにも起こってる
それを知ったその日から僕の本棚には地中海の本

海台くり返し大きくなって
何度も地殻の生産増えて
二酸化炭素増加した大気 温暖になったとしても
生産量増えるたびに…

一億年と二千年前に起こってた
八千年過ぎた頃からもっと激しくなった
一億と二千年前から積もってた
酸素減ったその日から
一万年と二千年前から温暖化
八千年過ぎた頃から徐々に酸素がなくなった
一億と二千年あとに僕がきて
論文化をしたその日から 僕の仮説に質問は絶えない

--

まだ,不完全だけど,取り敢えず,頭の体操に 30 分くらいかけて作ってみた.