なんだかんだでライヴが始まるまでグダグダした話があって,「ライヴは後ろ半分くらいになるのかな……」とかくらいの予想はしてた.でも,予想外に OP 終了してすぐにライヴが始まったことで期待が膨らんだだけに,一曲終わってから CM を挟んでまで,延々と MC のみ…….最後にもう一曲やってたけど,1 期最終回のときのような「もう一回!」的な盛り上がりもなく終了.
あのさー.
キャラクターの成長を描くのがどうだとか,アホなことをいうつもりはないんだけどさ,この作品って「ゆるーくバンドをやっている女子高生のアニメ」なわけでしょ?そこからバンド成分を薄めたらなんの意味もないじゃない…….いくら普段が「練習サボってお茶ばっかり」な部活動でもさ,青春のすべてを過ごしている仲間と自作曲やってて,それらを発表する最後の大舞台って場所でグダグダになるわけないじゃん?あまりにも不自然.つーか,(こういうこというのもキモイけど)キャラクターたちが可哀想すぎる.
「一曲目まで」と,「二曲目〜ライヴ終了後の燃え尽き感→終わりの感傷」の演出はそれこそ王道だからこそ良かったと思う.でも,途中のあのグダグダな MC だけの演出のせいで,あの最後の感傷シーンが薄っぺらいこと薄っぺらいこと…….あそこでグダグダ MC なんて流さずに,これまでの曲を流しながら回想くらいの安っぽい演出してくれたほうがよっぽど良かったよ…….ベタって悪いことばっかりじゃないんだぜ…….
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因みに,多くの人は「ごはんはおかず」を叩くかも知れないけれど,僕は個人的にあの曲はアレでアリだと思ってる.ライヴの入り曲って,(特に元気がウリな HTT 的なバンドでは)馬鹿っぽくてノリが良い,みんなで歌えるような曲から入るってのはセオリーみたいなものだしね.