この話,5 話までは面白かったのに,6 話でどっちらけだよね?せっかく,久々に面白いアニメに出会ったかなー,と思ってたのに…….
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この話の(少なくとも 5 話までに僕が感じていた)面白みは,主人公を含む SSS な人たちの(死そのものに対する)無力感と,(あくまで "明言を避けた状態" で本当は神の使いではないことが示唆される)天使を主人公たちの勝手な倫理で虐待する背徳感を含めた,物語全体に漂う頽廃感だったと思うのだ(その倫理がユリの勝手な思い込みのみから形成されていて,それに対する証明が存在しないことも高ポイント).
だからこそ,世界の存在意義とか語りだしちゃったり,単に,抗えない存在(=作中における神)に抵抗しようとする死人たちのお話になっちゃったら,何の面白みもない.その上,天使が天使じゃない,ということが普通に語られちゃったらどっちらけだよね…….
今後の展開次第だけど,この先を見るかどうかわからんなー(←伝承と絡ませた鬱展開を期待し続けたのに裏切られた「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」を結局全部みた人間のセリフじゃない).