2010年3月23日火曜日

死にたい

僕の iPhone は電話がくると,水瀬伊織ちゃんの着ボイスで知らせてくれます.


でも,普段はマナーモードに設定して着信音が聞こえない状態になっているので,なかなか伊織ちゃんのぷりちーな声を聞く機会がありません.


また,たまたまマナーモードを切っている状態で電話がかかってきても,これまではせいぜい学生部屋(気のおけない人しかいない場所)や自宅での出来事であることが多く,(相方に汚いものを見るような目で見られることを除いて)まったく問題になることはありませんでした.


しかし,今日は違いました.


いまの僕は,東北大学の学籍を持っていないので,自動車の入構パスカードがもらえません.そんなわけで,いまはバスという公共交通機関を使って通学しています.


今朝ももちろんそうでした.そんなバスの中,昨夜,遅くまで起きていたせいか,睡魔に抗えず,僕はうつらうつらと居眠りをしていました.暖房のよく効いた車内でのうたた寝は気持ちの良いものです.


そんな風に夢の世界の入り口で戯れているとき,携帯電話のバイブレーションが入りました.


夢の世界を彷徨いはじめたようなときに,胸ポケットにある携帯電話のバイブレーションのような無粋な機械振動で急に現実に引き戻されるのは気分のいいものではありません.


僕は,不機嫌になりながら,バスの中でもあるし,電話と言ってもどうせたいした用件でもなかろう……とたかをくくって,無視を決め込もうとしました…….


そのとき大音量で流れるくぎゅぼいす……



「この変態!ど変態!Der 変態!変態大人!」



……マナーモードが切れてたんですね.


バスは通勤通学の学生や職員で満員とまではいかないものの,結構な混雑です.突き刺さる視線の痛いこと,痛いこと…….


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……とまぁ,こんな風に,静かな車内で人に迷惑をかけるのはよくないので,次からはちゃんと公共交通機関に乗る前に携帯の音の設定を確認するようにしよう,と思いました(くぎゅぼいす垂れ流しで車内を微妙な空気に陥れた件については反省していない).


……あと,ちょっとだけ面白かったのが,一人,見た目普通っぽい学生が明らかにくぎゅぼいすに反応していたことです(「くぎゅwww」って呟いてた).