2014年5月20日火曜日

途中経過

入院も一応,後半を迎えています(多分).

現状,8000 Hz の音の難聴と(軽い)目眩以外の症状はほとんどなくなり,(やや予定より遅れているとはいえ)順調に回復している模様です.目眩が長引いているのが,なんとも嫌な感じではありますが,MRI で脳みそ調べても問題なかったそうなので,そのうち消えるとかなんとかいわれているので,一応,安心して構えています.難聴は難聴で,趣味(音楽)の上では困るのですが,目眩に関しては本業(地質)にもろに影響する死活問題ですので,完全になくなってもらわないと困ります.

難聴に関しては,なんとなく 8000 Hz 帯の音感は円環の理に導かれた感があります.初期(完全に死んでた)よりは確実に回復しているようなのですが,ここ数日,回復が停滞していて,どうもそのレベルで落ち着きそうな雰囲気があります(現在,50〜55 db 付近 [数値の上では完全に難聴].当初は 70 db 以上の音も聞こえていなかったので,これでも回復してはいる).

とはいえ,他の高さの音は正常値に戻ったので,運が良かったと言えるでしょう.当初は 2000 Hz という(ヒトが)一番敏感な音のあたりも弱化,4000  Hz あたりはかなり死んでいたので,そのあたりはだいぶよくなっています.特に 4000 Hz は,当初,70 db も聞こえていなかったのが,今はほとんど 0 db あたりまで回復しました.

基本的に,高音の感覚器はイカれやすく治りづらいらしく,場合によっては,継続治療(通院)になるかもしれないとかなんとか.高酸素環境治療とかの話までされているところです.

正直,音の一部が円環の理に導かれてしまったのはショックなのですが(あとずっと鳴っている耳鳴りがウザい),それもまた運命なので受け入れましょう.

今後,学会等で,耳に痛い質問などをされたときには難聴をいいわけに質問を無視していく,など,積極的に活用して行こうと思います.